社会人が資格をとるメリット[直接的なもの5つ,間接的なもの4つ]

資格 資格

この記事は次のような疑問を持つ人に向けた記事です。

【資格とれって言われたけど面倒くさい人】
●会社からOOの資格を取れっていわれた…
 正直めんどくさい。
 そもそも資格なんて取って意味あるのかよ。

【意識が高い人】
●俺はいつも仕事を全力でやってるぜ!
 仕事以外で他にやれることはないのか?

●資格勉強始めたぜ!
 いやーでも、
 なかなかモチベーション保つのが大変だ…

【現状を変えたい人】
 ●なんか仕事上手くいかねなー。
 愚痴っててもしかたねー、
 資格とるのってどうなんだろう…
 ●転職に有利なんて聞くし、
  他になんか役立つことあるの?

✔️本記事の内容

  • 資格を取ることで得られる直接的なメリット
  • 資格を取ることで得られる間接的なメリット

こんにちは社会人5年目の骨太郎です。
正社員として働きながら、これまで難関資格含め、計14個の資格を取得し、
資格をとったことで社内評価、年収ともに上がり、何より社会人としての自分に自信が付きました。
そんな私が実体験をふまえて、”資格をとること”のメリットを紹介します

■資格を得ることで得られる直接的なメリット

□その①:客観的に能力をアピールできる

 先ずはこれ、“能力をアピール”できる点です。しかも”客観的に”です。
一般的に資格を持っているというだけで一定の能力があると認められます。

 例えばこれから投資を始めようと思ったとします。
「全くの未経験の分野だし、先ずは相談しようー」
と考えて知人にアドバイスを求めるとしましょう。

FP1級の資格を持つA太郎

投資の本をたくさん読んで勉強したというB太郎、

この2人からアドバイスをもらったとき資格を持つA太郎のほうがより信頼できませんか?

資格は資格であって実務能力があるかわかんないじゃん… などの反論もあると思います。

それでは次はA太郎B 太郎ともに現役の証券マンだったとしましょう。この場合両者ともに投資の実務経験はあります。その状況であってもFP1級を持つA太郎のほうが優秀そうに思えませんか?

“資格をもっている”は何かを比較評価するときに誰もが使う判断材料です。
社会人として、このアピールを有利に使わない手はないでしょう。

□その②:いろんな仕事を任せてもらえる

 次はいろんな仕事を任せてもらえることです。
ビジネスパーソンであればピンとくる人が多いのではないでしょうか。

 具体的には次のようなケースが考えられます。

  • 「有資格者から事業所に管理者を選任する必要がある場合」
  • 「特定の業務について有資格者しかできない場合」

    →このようなケースはシンプルに仕事の幅が広がると言えます。
  • 資格をもっていることを評価され、その分野の仕事を会社から任される場合 

    →”その①”で客観的に評価された結果とも言えます。
     さらに実務経験も加わり、いつの間にかほんとに得意分野となるかもしれません

私の場合
◎簿記3級合格
 →製造原価資料の作成を担当
◎火薬類取扱責任者合格
◎危険物取扱者合格
 →製造原価の分析を担当
  (主に火薬費,軽油費)
◎エネルギー管理士合格
 →製造原価の分析に電力費追加
◎簿記2級合格
 →他工程も含め製造原価分析担当

というふうに地味ですが、すこーしずつ業務の範囲を拡大していきました。

このように自分のできる業務の幅を広げることで、
・社会人としての経験値を貯めれる
・そもそも仕事に飽きない
・自分の得意不得意がわかる

など多くの学びを得ることもできます。

現在、働いている業界や受け持つ業務などで違いはあるとは思いますが、
業務の幅が広がるのは間違いないです。

□その③:年収がアップする

 “年収アップ”これは誰もが望むことではないでしょうか。
資格を取ることで年収アップも期待できます。
具体的なパターンはつぎのとおりです。

・有資格者に与えられる役職を任命され給料アップ

・資格を得たことにより会社から報奨金ゲット

・資格取得を評価され昇給

 うえの2つについては社内規定を良く確認してください。
以外な資格などでお小遣いがもらえるかもしれませんよ

社内で評価され昇給される については①②の結果として当然のことでしょう。

以上は会社員の例でした。

一方、長い目でみると資格取得でスキルを磨き、
・給料が良い会社へ転職したり
・副業で稼いだり
・得意な分野に特化して独立したり
というような道も見えてくる可能性もあります。

「まずは小遣い増やそう」ぐらいの動機でもいいと思います。
社内規定を確認し、資格の勉強を開始してはどうでしょうか。

□その④:転職が有利になる

これについては言わずもがなではないでしょうか。
資格を有することで確実に転職の幅が広がります。

 簿記や公認会計士などイメージしやすいのではないでしょうか。
経理や会計などの仕事に未経験から転職を考えたとき、
資格がないと相手にしてもらえない場合がほとんどです。(私の実体験上100%でした)

 一方で、転職市場においては、資格だけでは評価されず「資格☓実務経験」を求められることが多いのも事実です。
 資格を取るだけで転職が楽勝とまではいきませんが、必ず転職で有利になります。

□その⑤:知識/教養が身につく

最後のメリットとして「知識や教養が身につく」ことです。
資格をとるには試験を合格する必要がある場合がほとんどです。
合格レベルに達する頃には一定の知識教養が身につくことになります。

FP3級という資格を例にしましょう。
次のような範囲から広く浅く知識が問われる試験です。

  • 金融
  • 税制
  • 不動産
  • 住宅ローン
  • 保険
  • 教育資金
  • 年金

私の場合、実際に学習をしてみると驚くほど知らないことばかりでした…
しかし、合格するころにはお金にまつわる知識が増え、知識が体系的につながりました。
結果的には、FP3級の勉強のおかげで、保険見直し、株の購入へとつながり、その後”お金”について勉強していく土台ができあがりました。

今回はFPを例に出しましたが、何かしらの資格試験を通じて、知識,教養が身につくのは間違いありません。

 

■2 資格を得ることで得られる間接的なメリット

□その①:勉強する習慣が身につく

 勉強する習慣がない人にはもっとも嬉しいメリットではないでしょうか。

いくら簡単な資格であっても一定量の勉強時間が必要です。
難関資格ほど、短期集中ではなく、長期に渡って地道に勉強する必要がでてきます。
資格に挑戦を続けていれば勉強習慣が身につくのは自然なことと言えます。

 私は嫁,子供2人と生活をしています。家で勉強を続けるのは至難の技でした。
試行錯誤の末に家族には理解してもらい、図書館で勉強することにしました。
今では休日に図書館に行って勉強をすることが習慣となっています。

 勉強を習慣化したい!と思ったら資格に挑戦してみるのはどうでしょうか。

 

□その②:考える癖がつく

 続いて、「考える癖がつく」です。
資格の勉強を通じて視野が広がり、多角的にものごとを見ることができるようなります。
その結果、情報の感度があがり無意識に思考する頻度が増えるはずです。
 また、そもそも勉強ってゴリゴリの暗記を除けば「考える」作業です。

 例えば、”日経平均株価OO円”と聞いても何も反応しなかった私ですが、

FPの勉強→投資に興味を持つ→日本株を購入 という流れで株を始めることになり、
得た知識、経験などのがベースにあるので今では”日経平均株価”が他人事ではない数字です。
というか無意識に反応してしまうようになりました。

 情報感度が上がることで判断材料が増える、勉強を通じて日頃から思考する。
これが習慣となれば必然的に考える癖がついてきます。

□その③:周囲の人から信頼される

 これは意外かもしれません。
社会人になると”勉強”しているひとって少ないです。
(私の職場では鉱山という職業柄もあるのか1割にも満たない割合でした。)

 そもそも自主的に資格をとろうと思うこと自体、意識が高く社会人であれば少数派と言えそうです。このよう状況で、資格を次から次へと取得し、難関資格に挑戦する姿勢は、周囲の人からみると
「あいつは信頼できる」「OOのことならあいつに聞こう」
など評価される可能性が格段にあがります。

 私は入社3年目に”火薬類製造保安責任者”という資格を1発合格しました。
         ※火薬を自社製造するのに必要な資格
会社的には入社5年目を目処に合格者を出す方針でした。
一方で毎年数名受験するも合格者はほとんどゼロ。
受験は年に1度っきりで、受験者の多くは複数回受験という状況でした。

 それまで仕事を覚えるばっかりで特に目立った実績もなかった私ですが、
「ここで一発合格して何か変えたい」と強く思い猛勉強しました。

幸運にも努力が実り合格しました。
依頼、社内的な評価が大きくあがりました。
とくに驚いたのが、私の失敗や不得意な仕事に対しても評価がよくなり、周囲からのフォローされる頻度が上がったことです。

 周囲からの信頼を得たいのであれば資格をとるのも手です。

□その④:自分に自信がつく

 最後は自分に自信がつくことです。
資格試験では「合否」がわかれます。ある意味残酷な勝負の世界ではありますが、その分「合格」は絶対的なものであり、喜びは大きいです。
 また、合格のためには自分自身と向き合って勉強する必要があります。

 私は入社4年目で異動となりました。
それまでの仕事から一変して設備系の担当となり、モーター,発電機,電動機などについて業務上さまざまな判断を下す必要を迫られました。
 最初はメーカーが言うことも、故障時に何が異常なのかもわかりませんでした。
このままではダメだと思い。私がおこなったことは次の2つです。

・実際の”もの”をたくさん見る。(現場に存在する設備を何度も見る、故障が起きたら見る)

・電気分野勉強をする(エネルギー管理士という資格を勉強)

半年後、電気に対してポジティブな感情を持てるようになり、仕事がいっきに楽しくなりました。
不得意が得意になった経験で「やればなんとかなる」と自分に自信が持てるようになりました。

 自分に自信を持つ方法として資格をとること手段のひとつです。

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